アニメ映画版「心が叫びたがってるんだ」を観たが、主人公に全く共感できなかった話

夏に実写映画化した「心が叫びたがってるんだ」

セクゾの中島健人君が主演をしていたそうですね。

以前フジテレビでアニメ映画版が放送されていたようなのですが、見事見逃したのでdTVで観てみることにしました。

<あらすじ>

幼い頃、何気なく発した言葉によって、家族がバラバラになってしまった少女・成瀬順。そして突然現れた“玉子の妖精”に、二度と人を傷つけないようおしゃべりを封印され、言葉を発するとお腹が痛くなるという呪いをかけられる。それ以来トラウマを抱え、心も閉ざし、唯一のコミュニケーション手段は、携帯メールのみとなってしまった。

高校2年生になった順はある日担任から“地域ふれあい交流会”の実行委員に任命される。一緒に任命されたのは、全く接点のない3人のクラスメイト。本音を言わない、やる気のない少年・坂上拓実、甲子園を期待されながらヒジの故障で挫折した元エース・田崎大樹、恋に悩むチアリーダー部の優等生・仁藤菜月。彼らもそれぞれ心に傷を持っていた。

担任の思惑によって、交流会の出し物はミュージカルに決定するが、クラスの誰も乗り気ではない様子。しかし拓実だけは「もしかして歌いたかったりする?」と順の気持ちに気づいていたが、順は言い出せずにいた。

そして、だんまり女にミュージカルなんて出来るはずがないと、もめる仲間たち。自分のせいでもめてしまう姿を見て順は思わず「わたしは歌うよ!」と声に出していた。
そして、発表会当日、心に閉じ込めた“伝えたかった本当の気持ち”を歌うと決めたはずの順だったが…。

「心が叫びたがってるんだ」の主人公に共感できない件

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自分のちょっとした一言のせいで両親が離婚してしまって、そのことをきっかけに主人公(成瀬)は話さなくなってしまいます。

それから月日は流れ、高校の交流会で自分が作ったポエムの内容をベースにしたミュージカルを開催することになり、彼女が主役を演じます。

それなのに、、、超個人的な理由で、発表の大事な日をバックレちゃダメでしょ!だめでしょ!

人と話さなくなったことで心の成長がたぶん止まってしまっていると思うのだけど、ちょっと自分勝手すぎる展開に唖然…。

散々振り回しておいてそれはないでしょう!周りのクラスメートが優しすぎるよ!

成瀬を応援したいと拓実が奮闘するのだけど、あれ、拓実は全く恋愛感情なし?!
それは女子的にはツライよね…。

王子様と思っていた人には好きな人が!

とは言え、それが理由で発表会当日バックレはだめでしょう、ダメ。

拓実が成瀬を迎えに行くシーンは必見

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「卵なんて最初からいない」って言って成瀬を救うシーンはグッときました。
そう、分かっているんですよ最初から。

「傷つけていいからお前の本当の言葉が聞きたい」

成瀬の本当の言葉は綺麗なものではなかったけど、吐き出すことで前に進めるようになったから、やっぱり拓実は眠れる森から救ってくれた王子様なのだろうな。

ミュージカルシーンがあと一息欲しかった

拓実が成瀬を連れ戻してからのシーンは、よかったです。

心の声を歌う成瀬
歌に込めたメッセージが成瀬の母親にきっときちんと届いたのでしょう。

そのメッセージを受け取ってからのシーンがもっとあるとよかったな。
親子関係の回復シーン、観たかった!

完全なハッピーエンドではなかったのが意外!

「成瀬の恋は失恋」で、拓実と菜月はうまくいきそうという展開はちょっと意外。

でも恋愛感情がないのに、こんなにやさしいのは卑怯だよねw
好きじゃないのにそんなに優しくしないでって思っちゃうわ。

田崎は成瀬が好きな感じのニュアンスはあったけど、告白っていうのは唐突な気もする。
だけど、きっとこの二人の物語も始まるのでしょうね。

好き嫌いが分かれる話かな?

全然しゃべらないって設定なのに、よく普通学級に入れたな~とか、色々突っ込みどころがある話です。

しかし、そこは置いておいたとしても、成瀬がちょっと子ども過ぎて反発を覚える人も多いでしょう。

好き嫌いが分かれる話かなと思います。確かに成長物語ではあるのだけどね。

ヨリメグ

その後、彼女が自分の思い込みから解放されて、周りときちんと会話をするようになったかどうか、その先は描かれていません。「みなさんの想像にお任せします」よりは、その先の光景が少しでも映った方がよかったな。

というわけで、まぁまぁでした。
実写版はどんな感じだったのでしょうか。

どれだけ共感できないのかむしろ気になるという方や、実写版を観てアニメ版と比べたい方は、dTVで配信されていますので、チェックしてみてください。